残存HER 2陽性早期乳癌におけるトラスツズマブデルクステカン。

原題
Trastuzumab Deruxtecan in Residual HER2-Positive Early Breast Cancer.
背景:術前補助療法後に残存浸潤疾患を有するHER 2-ポジティブ早期乳癌患者は高い再発リスクを有する。

方法:第3相国際非盲検試験では,1635人の患者を術前補助療法後のトラスツズマブデルクステカン(5.4 mg/kg;818)対トラスツズマブエムタンシン(3.6 mg/kg;817)に無作為に割り付けた;一次エンドポイントは浸潤性疾患のない生存期間であった。

結果:中央値で約30ヵ月の追跡調査時に、浸潤性疾患のイベント/死亡は6.2%(T-DXd)対12.5%(T-DM1)で発生した(HR 0.47;P<0.001);3年浸潤性DFSは92.4%対83.7%であった。T-DXdは主にGIおよび血液学的AEを引き起こし、ILDはより高く(9.6%対1.6%)、2例が致死的であった。 結論:T-DXdはT-DM1と比較して浸潤性DFSを改善したが、モニタリングと管理を必要とするILDリスクを上昇させた。 Journal: N Engl J Med (CiteScore 2022: 134.4) DOI: 10.1056/NEJMoa2514661
PMID: 41370739

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