原題
Molecular Characterization Informs Prognosis in Patients With Localized Ewing Sarcoma: A Report From the Children’s Oncology Group.
バックグラウンド(Background)
COG AEWS18B1-Qは、限局性ユーイング肉腫の再発に関連する分子的特徴をプロスペクティブに明らかにした。
メソッド(Methods)
351人の患者から採取した組織について、標準的な融合、コピー数の変化、TP53およびSTAG2の変化を配列決定し、STAG2タンパク質の喪失を評価し、再発との相関を検証した。
[結果]
標準的な融合は80.3%に認められ、TP53およびSTAG2の突然変異は5.1%および7.6%に生じ、CNAの再発は63.1%に生じた。5年再発率:TP53-mut 43%対22%(p=.039)、STAG2-mut 53%対21%(p<.001)、CNA 30%対16%(p=.005)。
おわりに
多変量解析では、STAG2変異は依然として唯一の独立した有害な分子予後因子であり、高い再発リスクを特定した。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-25-00157
PMID: 41183255

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