原題
FAP Expression in Renal Tumors Assessed by [(68)Ga]Ga-FAPI-46 PET Imaging and FAP Immunohistochemistry: A Case Series of Six Patients from the Prospective Exploratory Trial NCT04147494.
背景:線維芽細胞活性化蛋白質(FAP)は提案されたパン腫瘍PET標的であり、本研究では腎腫瘍におけるその価値を評価した。
方法:前向き画像試験(NCT04147494)における6人の患者(明細胞RCC 4人、乳頭状RCC 1人、オンコサイトーマ1人)は腎摘出術の前に[68 Ga]Ga FAPI 46 PETを受けた。腫瘍および隣接する腎実質のトレーサー取り込みおよびFAP免疫組織化学を評価した。
結果:腫瘍SUVの中央値は淡明細胞型RCC(3.1;範囲5-5-2.3)、オンコサイトーマ1. 9、乳頭状RCC 1. 1で最も高かった。PETの取り込みはIHC FAP発現と強く相関していた(r=0.93、p=0.007)。全体的なFAP発現は肉腫のような癌より低かった。
結論:調査結果はRCCにおけるFAPに基づくセラノスティックスを支持しておらず、確認のためにはより大きなコホートが必要である。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.125.270346
PMID: 41101974
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