原題
Artificial Intelligence-Detected Tumor-Infiltrating Lymphocytes and Outcomes in Anti-PD-1-Based Treated Melanoma.
背景:メラノーマにおけるICI反応の容易で利用可能なバイオマーカーは限られている。
方法:抗PD-1±抗CTLA-4で一次治療した進行性メラノーマ患者1,202人の多施設コホート。NeXt AIにカーソルを合わせると、治療前のH&EでTILの割合が定量化された。主要評価項目:ORR、副次評価項目:PFS、OS。調整ロジスティック回帰およびCox回帰。
結果:TIL中央値は9.9%であった。AIで検出されたTILが10%増加するごとに、ORRの上昇(aOR 1.40)、PFS(aHR 0.85)およびOS(aHR 0.83)の改善と関連しており、効果はICI単独および併用で一貫して認められた。AI測定は手動スコアよりも優れていた。
結論:ルーチンのH&Eで検出されたTILは、ICI反応および生存を独立して予測し、アクセス可能なバイオマーカーとして役立つ可能性がある;Hover NeXtモデルは公に利用可能である。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2025.4072
PMID: 41100131
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