原題
Conventional Fractionated Elective Nodal Irradiation Preserves Early Antitumor Immunity and Efficacy Compared With Hypofractionated Protocols.
背景:臨床ENIは通常の分画を用いるが,動物試験ではしばしば寡分割を用いる;腫よう免疫への影響は不明である。
方法:MC38およびSCC7マウスでは、ENIは0 Gy、Conv(2 Gy×8)またはHypo(9.8 Gy×1)であり、腫瘍は2 Gy×12であった。脾臓細胞の放射線感受性/機能を試験し、FTY720はリンパ球輸送を遮断した。TIL、排出リンパ節および血中リンパ球を追跡した。
結果:≦3 Gyは機能を低下させることなくリンパ球生存率を低下させ、9.8 Gyは両方を障害した。Hypo ENIは、抗腫よう効果、CD8 TIL及び1日目の血中リンパ球をコンビニIと比較して低下させ、流入リンパ節CD8sはHypo ENIではFTY720後に低下した。
結論:従来の分画ENIは寡分割ENIよりも有害性が低く、分画はリンパ球輸送と抗腫よう免疫を変化させる。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.06.3845
PMID: 41037049
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