原題
18F-FDG PET/CT directed radiotherapy dose escalation in locally advanced esophageal cancer (LAEC), a phase I study.
背景:局所進行食道癌に対する週1回のパクリタキセルとカルボプラチンを用いた標準的な化学放射線療法(SCRT)後のPET検査/CT検査で定義された残存代謝疾患(RMD)に対する多分割放射線療法(HFRT)ブーストの最大耐用量(MTD)を決定する。
方法:患者は週1回のP/Cおよび照射前PET/CTとともに50 GyのIG-IMRTを受けた。RMDを有する患者は、修正フィボナッチデザインによる用量漸増を伴う同時HFRTブーストを受けた。DLTおよびMTDは事前に定義された。
結果:評価可能な患者21名。SCRTは忍容性があり、4名は完全な代謝反応を達成した。DLTは28.8 Gyおよび36 Gyで発生し、MTDには達しなかった。グレード3以上の食道炎17%、好中球減少24%。ORR 88%;中央値9か月で1つの局所領域失敗。5つの後期グレード1-2狭窄。
結論:36 GyのHFRTブースト(複合86 Gy、BED 100.32 Gy)は週1回のP/Cで安全に照射でき、MTDは未定義のままである。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.111176
PMID: 41027512
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