原題
TAR-200 plus cetrelimab versus cetrelimab monotherapy as neoadjuvant therapy in patients with muscle-invasive bladder cancer who are ineligible for or decline neoadjuvant cisplatin-based chemotherapy (SunRISe-4): interim analysis of a randomised, open-label phase 2 trial.
背景:シスプラチンベースの化学療法に耐えられない、または拒否できない筋層浸潤性膀胱がん患者には、効果的な代替法が必要である。この研究では、ネオアジュバントTAR-200+セトレリマブ対セトレリマブ単独を評価している。
方法:SunRISe-4第2相試験では、適格患者122人をTAR-200+セトレリマブ投与群またはセトレリマブ単独投与群のいずれかに無作為に割り付けた。主要評価項目は、有効性評価可能集団で評価した病理学的完全奏効とした。
結果:追跡期間中央値23.5週の時点で、病理学的完全奏効率は、TAR-200+セトレリマブ群で42%であったのに対し、単独群では23%であった。治療関連の有害事象は、併用群でより頻繁に発生した。
結論:ネオアジュバントTAR-200+セトレリマブは有望な有効性と管理可能な安全性を示しており、さらなる研究が必要である。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(25)00358-4
PMID: 40885199
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