HER2陽性早期乳癌におけるデエスカレーションされた術前補助療法後の生存の予測:3件のWSG試験のプール解析。

原題
Prediction of survival after de-escalated neoadjuvant therapy in HER2+ early breast cancer: A pooled analysis of three WSG trials.
背景:本研究では、HER2陽性早期乳癌(eBC)に対する短期(12週間)術前補助療法に焦点を当てた3件のWSG試験におけるアウトカムおよび生存予測因子を調査し、化学療法薬と化学療法薬を使用しない選択肢を比較した。

方法:合計713人の患者が分析され、149人が化学療法を受け、564人が化学療法を受けない治療または抗体-薬物結合体を受けた。病理学的完全奏効(pCR)を主要評価項目とし、カプラン・マイヤー法およびコックス回帰法を用いて生存分析を実施した。

結果:追跡期間中央値は60.7ヶ月であり、グループ間で同等の5年間の侵襲的無病生存率(iDFS)を示した。リンパ節陰性状態およびpCRは良好なアウトカムと関連していた。

結論:ネオアジュバントデエスカレーション戦略は、HER2+eBCに対して実行可能かつ安全であり、pCR後の優れた生存率を維持しながら、従来の化学療法に代わる効果的な選択肢を示唆している。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2025.07.016
PMID: 40769278

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