影響の大きい慢性疼痛に対する遠隔医療およびオンライン認知行動療法に基づく治療:無作為化臨床試験。

原題
Telehealth and Online Cognitive Behavioral Therapy-Based Treatments for High-Impact Chronic Pain: A Randomized Clinical Trial.
背景:認知行動療法(CBT)スキルトレーニングは慢性疼痛に対して推奨される治療法であるが、アクセスは限られている。

方法:第3相無作為化臨床試験では、影響の大きい慢性疼痛患者2,331人を登録し、2種類の遠隔CBTベースの治療(ヘルスコーチおよびオンライン自己記入式)と通常のケアを比較した。

結果:3ヶ月目に、ヘルスコーチ群の32.0%およびオンライン群の26.6%が疼痛の重篤度の有意な低下を達成したのに対し、通常ケア群では20.8%であった。いずれの介入も、6ヶ月目および12ヶ月目に持続的なベネフィットを示した。

結論:遠隔CBT-CP治療は、疼痛の軽減および生活の質の改善に有効であることが証明され、医療における非薬理学的疼痛管理の利用可能性を高める可能性が強調された。
Journal: JAMA (CiteScore 2022: 45.4)
DOI: 10.1001/jama.2025.11178
PMID: 40699570

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