進行期古典的ホジキンリンパ腫の高齢患者における陽電子放出断層撮影ガイド下ブレンツキシマブベドチン、エトポシド、シクロホスファミド、ドキソルビシン、ダカルバジン、およびデキサメタゾン:German Hodgkin Study Group HD21試験のプロスペクティブ多施設単群第II相コホート。

原題
Positron Emission Tomography-Guided Brentuximab Vedotin, Etoposide, Cyclophosphamide, Doxorubicin, Dacarbazine, and Dexamethasone in Older Patients With Advanced-Stage Classic Hodgkin Lymphoma: A Prospective, Multicenter, Single-Arm, Phase II Cohort of the German Hodgkin Study Group HD21 Trial.
背景:BrECADDを用いたPETガイド下治療は、進行期古典的ホジキンリンパ腫(AS-cHL)の若年患者に有効であることが示されている。本研究では、61~75歳の高齢患者におけるその実行可能性と有効性を評価する。

方法:第II相試験では、登録された85人の患者が、最初のサイクル後にPET/コンピュータ断層撮影の結果に基づいて治療を受けた。主要エンドポイントは化学療法後の完全寛解(CR)率であった。

結果:83人の評価可能な患者のうち、82%がCRを達成し、2年無増悪生存率(PFS)は91.5%、全生存率(OS)は90.8%であった。有意な毒性にもかかわらず、ほとんどの患者は治療によく耐えた。

結論:PETガイド下BrECADDは高齢のAS-cHL患者に対して実行可能かつ有効であり、貴重な治療選択肢を提供する。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-25-00439
PMID: 40674676

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