米国の成人がん患者におけるCOVID-19ワクチン追加接種の取り込みと有効性。

原題
COVID-19 Vaccine Booster Uptake and Effectiveness Among US Adults With Cancer.
背景:がん患者は重症COVID-19リスクの上昇に直面しており、この集団に対するCOVID-19ブースターのベネフィットは不明である。

方法:後ろ向きコホート研究では、2023年3月から2024年8月の間に米国の4つの医療システムで治療を受けたがん患者における一価および二価のCOVID-19ワクチンの有効性が分析された。

結果:被験者72,831人のうち、一価追加接種により入院率が低下した(1,000人・年あたり30.5対41.9、VE 29.2%)。88,417人の拡大コホートでは、二価ワクチン接種者の入院率が低かった(1,000人・年あたり13.4対21.7、VE 29.9%)。

結論:COVID-19ブースターは重度のアウトカムを有意に予防するが、接種率は依然として低いため、この脆弱な集団におけるワクチン接種を強化する努力が必要である。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2025.2020
PMID: 40674059

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