原題
Pragmatic patient choice-driven radical treatment approach (PRAGRAD) for very advanced Unresectable Oral Cavity Cancers.
背景:局所進行切除不可能な口腔癌(OCC)の治療は困難であり、転帰は不良である。積極的な化学療法と放射線療法によく反応する患者のサブセットを同定し、治療のための患者選択駆動選択法を提案した。
方法:この観察的コホート試験では、学際的チームによって緩和療法とみなされた患者は、事前の緩和療法または根治的治療のいずれかを選択することができた。治療コホート間で全生存(OS)および生活の質スコアを比較した。
結果:登録された73人の患者のうち、奏効者は有意なQoLの改善を示し、根治的治療後のOS中央値は37.9ヵ月であったのに対し、緩和療法では6.0ヵ月であった。
結論:本研究は、患者の選択に基づく根治的アプローチが、緩和療法と比較して生活の質を改善し、生存率を高める可能性があることを示唆している。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.05.088
PMID: 40527412
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