原題
Zanubrutinib and Venetoclax for Patients With Treatment-Naïve Chronic Lymphocytic Leukemia/Small Lymphocytic Lymphoma With and Without Del(17p)/TP53 Mutation: SEQUOIA Arm D Results.
背景:SEQUOIA Arm Dコホートは、未治療の慢性リンパ性白血病(CLL)または小リンパ球性リンパ腫(SLL)患者におけるザヌブルチニブおよびベネトクラクスの有効性を、これまで過小評価されていた集団に焦点を当てて評価することを目的とした。
方法:この非ランダム化試験には、サイクル1からザヌブルチニブを投与され、サイクル4からベネトクラクスを投与された65歳以上(または併存疾患を有する18~64歳)の患者が含まれ、疾患進行、有害事象、または検出不能な微小残存病変(uMRD)基準を満たすまで継続した。
結果:登録された114人の患者のうち、75%が31.2ヶ月で治療を継続し、59%がuMRDを達成した。24ヶ月無増悪生存率は92%であった。
結論:この併用は強い有効性と良好な安全性プロファイルを示し、異常な疾患に関係なく、CLL/SLL患者に有益であった。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-25-00758
PMID: 40448577
コメント