原題
Lenvatinib Plus Pembrolizumab and Chemotherapy Versus Chemotherapy in Advanced Metastatic Gastroesophageal Adenocarcinoma: The Phase III, Randomized LEAP-015 Study.
背景:LEAP-015試験では、進行した胃食道腺癌における一次治療としてのレンバチニブ+ペムブロリズマブ+化学療法の有効性を、化学療法単独と比較して評価した。
方法:未治療のPD-L 1陰性がんを有する適格な成人を、レンバチニブ(1日8 mg)とペムブロリズマブ(6週間ごとに400 mg)および化学療法または化学療法単独にランダムに割り付けた。二重の主要エンドポイントは、無増悪生存期間(PFS)および全生存期間(OS)であった。
結果:880人の参加者のうち、追跡期間の中央値は約32ヶ月であった。レンバチニブとペムブロリズマブの併用は、PFS(7.3ヵ月対6.9ヵ月)および客観的奏効率(ORR)において統計的に有意な改善を示したが、有意なOSの優位性は観察されなかった。
結論:この併用療法は、進行した疾患を有する患者においてPFSを改善したが、OSは改善しなかった。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-25-00748
PMID: 40448579
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