原題
Phase II (Alliance A091802) Randomized Trial of Avelumab Plus Cetuximab Versus Avelumab Alone in Advanced Cutaneous Squamous Cell Carcinoma.
背景:進行性皮膚扁平上皮癌(cSCC)には改善された治療結果が必要である。
方法:Alliance A091802試験では、切除不能な進行cSCC患者60人を、アベルマブ単独またはセツキシマブとの併用に無作為に割り付け、無増悪生存期間(PFS)およびその他のエンドポイントを評価した。
結果:評価可能な57人の患者のうち、併用療法はPFSを有意に改善した(11.1ヶ月対3.0ヶ月、p=0.018)。全奏効率は、併用療法で27.6%、アベルマブ単独で21.4%であった。治療に関連したグレード3の有害事象は、併用療法群と単独療法群でそれぞれ48.3%と21.5%に発生した。
結論:アベルマブとセツキシマブの併用は、進行cSCCにおけるPFSを増強するため、さらなる研究が必要である。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-25-00759
PMID: 40448574
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