原題
Defining occult disease in glioblastoma using spectroscopic MRI: implications for clinical target volume delineation.
背景:外科的切除および補助放射線療法は膠芽腫の転帰を改善する。再発GBM(rGBM)では、臨床標的体積(CTV)マージンが小さいと、放射線壊死の懸念から不顕性浸潤を見逃す可能性がある。全脳分光MRI(sMRI)は、rGBMのCTVを定義するのに役立つ。
方法:原発GBM(pGBM、n=18)およびrGBM(n=19)の患者はsMRIを受けた。コリン/N-アセチルアスパラギン酸(Cho/NAA)>2xについて容積を分析し、高リスク浸潤と相関させた。必要なCTVマージンを決定するためにハウスドルフ距離を計算した。
結果:T1PCおよびCho/NAA容積はpGBMとrGBMの間で異なり、rGBMにおける小さなCTV拡張は高リスク容積の61%のみをカバーしていた。
結論:sMRIはrGBMにおけるCTV描写を強化することができ、より大きな拡張が有益であることを示唆した。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-025-02666-z
PMID: 40405247
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