原題
Craniocaudal spread patterns of retropharyngeal lymph node metastasis in patients with hypopharyngeal carcinoma.
背景:下咽頭癌(HPC)に対する強度変調放射線療法における咽頭後リンパ節(RPLN)標的化のための適切な頭尾境界を決定することを目的とした。
方法:2人の認定放射線腫瘍医が、154人の患者におけるRPLN転移(RPLNMs)の広がりと舌骨の位置を評価するために、MRIとRT計画CT画像を分析した。
結果:RPLNMsは19人の患者で同定され、頭蓋縁は主に硬口蓋とC1の間、尾側縁は硬口蓋とC2の間であった。舌骨の位置は治療設定間で異なっていた。
結論:RPLNMsが硬口蓋より上またはC2/3より下に進展することはまれであり、選択的リンパ節照射の正確な境界は硬口蓋およびC3の頭蓋縁と定義される。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-025-02651-6
PMID: 40420207
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