原題
Randomized Phase III Trial of Ramucirumab Beyond Progression Plus Irinotecan in Patients With Ramucirumab-Refractory Advanced Gastric Cancer: RINDBeRG Trial.
背景:この試験では、ラムシルマブベースの治療後に進行した進行胃癌または胃食道癌(AGC)患者に対するラムシルマブ+イリノテカン対イリノテカン単独療法の有効性と安全性を調査した。
方法:前のラムシルマブ治療後のAGCを有する20歳以上の患者を、全生存期間(OS)を主要エンドポイントとして、ラムシルマブ+イリノテカンまたはイリノテカン単独のいずれかを受けるように無作為に割り付けた。
結果:402人の患者の間で、OSの中央値は、併用群で9.4か月対単独療法群で8.5か月であった。無増悪生存期間(PFS)は、併用群で有意に長かった(3.8か月対2.8か月)。
結論:ラムシルマブはイリノテカン単独と比較してOSを有意に改善しなかったが、PFSおよび疾患制御率を高めた。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.24.01119
PMID: 40408613
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