原題
Comparison of supplemental breast cancer imaging techniques-interim results from the BRAID randomised controlled trial.
背景:本研究では、簡易MRI、自動全乳房超音波(ABUS)、および造影マンモグラフィを比較して、マンモグラム陰性の高密度乳房を有する女性に対する最も効果的な補助的画像技術を調査した。
方法:9361人の女性を対象とした英国のランダム化比較試験では、参加者は4つの画像検査群のいずれかに割り付けられた。主要アウトカムは、組織学によって確認されたがん検出率であり、ネットワークメタ解析によって解析された。
結果:簡易MRIは1,000回の検査当たり17.4例の癌、造影マンモグラフィは19.2例、ABUSは4.2例を検出した。簡易MRIはABUSよりも有意に優れていた。
結論:簡略化されたMRIおよび造影マンモグラフィは、ABUSよりも多くのがんを特定し、過剰診断リスクは評価されなかったが、高密度乳房の女性におけるがん検出の改善を示唆した。
Journal: Lancet (CiteScore 2022: 133.2)
DOI: 10.1016/S0140-6736(25)00582-3
PMID: 40412427
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