原題
Zanidatamab plus palbociclib and fulvestrant in previously treated patients with hormone receptor-positive, HER2-positive metastatic breast cancer: primary results from a two-part, multicentre, single-arm, phase 2a study.
背景:新しいHER 2標的療法は、転移性乳癌治療に不可欠である。この研究では、多くの前治療を受けた患者を対象に、HER 2標的二重特異性抗体であるザニダタマブとパルボシクリブおよびフルベストラントの併用の安全性と有効性を評価した。
方法:この第2a相試験は、Spain、Canada、およびUSAの13施設で実施され、ホルモン受容体陽性、HER 2陽性の転移性乳癌の成人を登録した。患者は3剤併用レジメンを受け、安全性および6ヵ月時点での無増悪生存期間(PFS)を評価した。
結果:登録された51人の患者のうち、66.7%が6ヶ月でPFSを達成した。治療関連の有害事象はすべてで発生し、下痢と好中球減少が最も一般的であった。
結論:ザニダタマブ三剤併用レジメンは安全性と有望な有効性を示し、さらなる研究が必要である。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(25)00140-8
PMID: 40339592
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