原題
Association between risk-reducing surgeries and survival in young BRCA carriers with breast cancer: an international cohort study.
背景:この研究では、実質的な証拠が不足しているトピックである、過去の乳癌を持つ若いBRCAキャリアの生存に対するリスク低減のための乳房切除術(RRM)と卵管卵巣摘出術(RRSO)の影響を調べる。
方法:BRCA BCY共同研究では、2000年から2020年にI~III期の侵襲的乳癌と診断された40歳未満の女性5,290人を対象としたレトロスペクティブコホート解析が実施され、RRMおよびRRSOに関連する全生存が評価された。
結果:参加者の63.5%がBRCA1キャリアであり、RRMおよびRRSOは全生存期間の改善と関連していた(補正後ハザード比はそれぞれ0.65および0.58)。
結論:RRMおよびRRSOはいずれも若年BRCAキャリアの生存を有意に増強し、個別化されたリスク管理戦略を支持する。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(25)00152-4
PMID: 40347973
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