原題
Depth of Invasion as an independent indication for Post-operative Radiotherapy in oral tongue squamous cell carcinoma.
背景:浸潤の深さ(DOI)は口腔へん平上皮癌の管理、特にリンパ節転移と術後放射線療法(PORT)に関して重要である。この研究では、DOIカットオフが5 mmの患者におけるPORTの影響を評価した。
方法:口腔舌扁平上皮癌(OTSCC)を有する255人の患者を評価し、DOI(≦5 mm対>5 mm)によって分類した。エンドポイントには、全生存期間(OS)、無病生存期間(DFS)、および局所領域コントロール(LRC)が含まれた。
結果:DOIが5 mm以下の場合、OS、DFS、またはLRCに有意差は観察されなかった。しかし、PORTを受けたDOI>5 mmの患者は、OS(p=0.03)、DFS(p=0.001)、およびLRC(p<0.001)の改善された結果を示した。
結論:PORTは、神経周囲浸潤の増加にもかかわらず、DOI>5 mmの患者の生存転帰を有意に改善し、特にDFSとLRCを改善した。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.04.001
PMID: 40222394
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