免疫療法中に緩和的放射線療法で治療された患者の前向き研究。

原題
Prospective Study of Patients Treated with Palliative Radiation Therapy While on Immunotherapy.
背景:本研究では、免疫療法と共に緩和的放射線療法(RT)を受けた進行癌患者の転帰を前向きに検討した。

方法:2017年1月から2019年9月までに緩和的RTのために紹介された患者を評価した。複数の時点でエドモントン症状評価尺度を用いて、人口統計、治療、および患者報告アウトカム(PRO)に関するデータを収集した。

結果:39人の患者が主に疼痛のためにRTを受け、生存期間中央値は11ヶ月であった。有意な毒性は観察されず、患者の54%が現場での反応を示した。PROコンプライアンスは1ヶ月で79%であった。

結論:緩和的RTは免疫療法と併用しても安全であり、毒性の増加はなく、患者報告アウトカムは良好である。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2025.101741
PMID: 40213311

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