びまん性大細胞型B細胞リンパ腫における線量低減放射線の第2相試験の長期更新。

原題
Long-term Update of a Phase 2 Study of Dose-Reduced Radiation in Diffuse Large B-Cell Lymphoma.
背景:び漫性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)に対する地固め放射線治療(RT)は、典型的には、現代の治療の前に確立された30 Gyの線量を使用する。この研究では、PET-CTで評価した完全奏効(CR)後の19.5〜20 Gyの低線量の有効性を検討した。

方法:4サイクル以上のR-CHOPまたはR-EPOCH後にCRを達成した患者は、低用量RTで治療された。主要エンドポイントは5年局所無再発(FFLR)であった。

結果:62人の患者のうち、FFLRは5年および10年で98%であり、局所再発は1例のみであった。10年での無増悪生存率および全生存率は、それぞれ77%および80%であった。

結論:この研究は、DLBCLの地固め療法に約20 GyのRTを使用することの有効性を示唆しており、より大規模な確認試験でのさらなる調査が必要である。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.02.009
PMID: 39993538

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