原題
Dose-volume constraints for severe acute gastrointestinal toxicity in cervical cancer patients receiving extended-field intensity-modulated radiotherapy and concurrent chemotherapy.
背景:本研究では、重篤な毒性を引き起こすことが知られている化学療法と同時に拡張照射野強度変調放射線療法(IMRT)を受ける子宮頚癌患者における急性胃腸毒性の発生率と線量測定予測因子を調査する。
方法:273人の患者からの線量測定データを分析し、ロジスティック回帰およびピアソンの相関を利用して予測因子を同定し、同時に最適カットオフ値に対する受信者動作特性曲線を用いた。
結果:急性グレード3以上(G3)の嘔吐および下痢は、それぞれ26人および7人の患者で発生した。有意な予測因子には、嘔吐に対して29 Gy以上を受けた十二指腸容積および下痢に対して小腸容積が含まれた。
結論:治療中に十二指腸および小腸の容積を減少させることは、子宮頸癌患者における急性G3胃腸毒性のリスクを減少させる可能性がある。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.110777
PMID: 39914743
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