原題
Elective Discontinuation of Larotrectinib in Pediatric Patients With TRK Fusion Sarcomas and Related Mesenchymal Tumors.
背景:ラロトレクチニブは小児のTRK融合腫ように対して有効な選択的TRK阻害剤である。
方法:本研究では、疾患の進行を経験していない患者におけるラロトレクチニブの選択的中止後の転帰を評価するとともに、2件の臨床試験からの小児肉腫患者における安全性および有効性も評価した。
結果:91人の患者のうち、治療に関連した有害事象は主にグレード1または2であった。全奏効率は87%であった。経過観察分析では、47人の患者が治療を中止し、疾患進行までの期間の中央値に達しなかった。16人の患者が進行して治療を再開し、94%が疾患制御を達成した。
結論:ラロトレクチニブは持続的な反応を示し、選定療養中止で安全に管理できる。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.24.00848
PMID: 39869835
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