再発/難治性転移性肉腫患者におけるボテンシリマブ(Fc増強抗細胞傷害性リンパ球結合タンパク質-4抗体)とバルスチリマブ(抗PD-1抗体)の併用。

原題
Botensilimab (Fc-enhanced anti-cytotoxic lymphocyte-association protein-4 antibody) Plus Balstilimab (anti-PD-1 antibody) in Patients With Relapsed/Refractory Metastatic Sarcomas.
背景:進行した肉腫は転帰が悪く、新しい治療が必要である。この第I相試験では、この集団におけるボテンシリマブ(BOT)とバルスチリマブ(BAL)の併用の安全性と有効性を評価した。

方法:BOTは6週間ごとに1または2 mg/kgでIV投与され、BALは2週間ごとに3 mg/kgで最長2年間投与された。一次および二次エンドポイントには、安全性、客観的奏効率(ORR)、および無増悪生存期間(PFS)が含まれた。

結果:64人の患者が治療された。最も一般的な有害事象は下痢/大腸炎(35.9%)であった。全体のORRは19.2%であり、PFSの中央値は4.4ヶ月であった。

結論:BOT/BALは進行肉腫患者において有望な有効性と安全性を示し、さらなる研究を正当化する。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-24-02524
PMID: 39869830

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