原題
Early Outcomes from Proton Craniospinal Irradiation for Leptomeningeal Metastasis From Solid Tumors.
背景:軟髄膜転移(LM)治療の選択肢は限られている。第2相試験では、陽子線頭蓋脊髄照射(pCSI)は生存率を改善し、忍容性も良好であることが示された。
方法:2020年12月から2024年1月までに固形腫瘍LMに対してpCSIで治療された45人の患者の後ろ向きレビューで、カプランマイヤー曲線を用いて生存転帰を分析した。
結果:患者の年齢中央値は54歳で、主に乳がん(53%)および肺がん(20%)を有していた。全生存期間中央値は13.7ヵ月であり、治療後の無増悪生存期間は6.5ヵ月であり、76%が放射線関連の悪心を経験した。
結論:我々の知見は、LMの治療におけるpCSIの有効性を確認するものであり、最適な候補および治療法に関するさらなる研究が必要である。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2024.101697
PMID: 39866593
コメント