原題
Breast cancer outcomes after skin- and nipple-sparing mastectomy in BRCA pathogenic mutation carriers versus non-BRCA carriers.
背景:以前の研究では、術後放射線治療(RT)を行わずに皮膚温存(SSM)または乳頭温存乳房切除術(NSM)を受けたBRCA乳癌キャリアでは、RTで治療されたキャリアと比較して、高い局所再発(LR)率が示された。
方法:この研究では、患者、腫瘍、および治療因子に関するデータを用いて255人の患者(127人のBRCA、128人の非BRCA)を分析し、LR率を評価し、LRを同側胸壁再発と定義し、有意水準はp≦0.05であった。
結果:RTの状態に関係なく、BRCA群と非BRCA群の間でLR率に有意差は見られなかったが、RTはLR率を有意に低下させた。
結論:BRCA患者と非BRCA患者の両方で、RTを併用しないSSMおよびNSM後の高いLR率が観察され、さらなる調査の必要性が示された。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.110710
PMID: 39862923
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