原題
Postoperative Radiotherapy ± Cetuximab for Intermediate-Risk Head and Neck Cancer.
背景:本研究の目的は、完全に切除された中等度リスクの局所進行頭頸部扁平上皮癌(SCCHN)患者において、放射線療法(RT)とセツキシマブ(C)の併用の有効性をRT単独と比較して評価することであった。
方法:702人の患者を登録し、Cを併用するRTまたはRT単独にランダムに割り付け、主要アウトカムとして全生存(OS)および無病生存(DFS)を評価し、毒性は二次的に評価した。
結果:RT+CはOSを有意に改善しなかったが(76.5%対68.7%)、DFSを改善した(71.7%対63.6%)。RT+Cでは急性毒性の増加が認められた(70.3%対39.7%)。
結論:RT+Cは長期毒性を増加させることなくDFSを改善し、選択されたHPV陰性患者に適している。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-24-01829
PMID: 39841939
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