原題
Randomized Comparison of Magnetic Resonance Imaging Versus Transurethral Resection for Staging New Bladder Cancers: Results From the Prospective BladderPath Trial.
背景:TURBTはぼうこう癌の標準的な初期治療であるが、筋層浸潤性ぼうこう癌(MIBCs)の根治的治療を遅らせる可能性がある。本研究の目的は、初期病期分類にマルチパラメトリック磁気共鳴画像法(mpMRI)を用いることが治療を迅速化できるかどうかを検討することであった。
方法:英国におけるプロスペクティブ無作為化研究では、膀胱がんが疑われる参加者をTURBTまたはmpMRIによる病期分類のいずれかに割り付けた。主要アウトカムは、MIBCに対する実行可能性および治療修正までの時間(TTCT)であった。
結果:スクリーニングを受けた638人のうち、143人が無作為化された。MIBCのTTCT中央値はmpMRIの方が短かった(53日対TURBTの98日)。
結論:mpMRI経路は45日までにTTCTを有意に減少させ、MIBCが疑われる全ての患者に利益をもたらした。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.02398
PMID: 39808757
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