再発びまん性大細胞型B細胞リンパ腫に対するブレンツキシマブベドチンの併用。

原題
Brentuximab Vedotin Combination for Relapsed Diffuse Large B-Cell Lymphoma.
背景:本研究は、再発または難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)患者を対象に、ブレンツキシマブ・ベドチン(BV)とレナリドミド(Len)およびリツキシマブ(R)の併用と、プラセボとLenおよびRの併用の有効性および安全性を比較することを目的とした。

方法:ECHELON-3は、230人の患者を対象とした第3相二重盲検無作為化試験であり、全生存期間(OS)および無増悪生存期間(PFS)や客観的奏効率(ORR)などの二次エンドポイントを評価した。

結果:16.4ヵ月後、OS中央値はBV+Len+R群で13.8ヵ月であったのに対し、プラセボ+Len+R群では8.5ヵ月であった。PFSおよびORRもBV+Len+R群で有意に高かった。

結論:BV+Len+Rは、多くの前治療を受けたR/R DLBCL患者において、許容可能な安全性プロファイルで生存率を改善した。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-24-02242
PMID: 39772655

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