原題
Brain radiotherapy combined with camrelizumab and platinum-doublet chemotherapy for previously untreated advanced non-small-cell lung cancer with brain metastases (C-Brain): a multicentre, single-arm, phase 2 trial.
背景:脳転移は、実行可能な突然変異のない非小細胞肺癌(NSCLC)患者で頻繁に起こり、転帰不良につながる。本研究では、これらの患者を対象に、カムレリズマブとプラチナダブレット化学療法を併用した脳放射線療法を評価する。
方法:多施設共同第2相試験では、新たにNSCLC脳転移と診断された適格患者65人を対象とした。被験者は、放射線治療とともにカムレリズマブおよびプラチナ製剤による化学療法を受け、その後維持療法を受けた。
結果:6ヶ月無増悪生存率は71.7%であり、毒性は管理可能であった。一般的なグレード3~4の有害事象には、白血球数の減少が含まれた。
結論:この併用療法は、NSCLCにおける脳転移の治療に対して潜在的な有効性および許容可能な安全性を示しており、さらなる無作為化試験が必要である。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(24)00643-0
PMID: 39756446
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