原題
Combined molecular subclass and immune phenotype correlate to atezolizumab plus radiation therapy response in invasive bladder cancer: BPT-ART Phase II study.
背景:BPT-ART試験では、膀胱がんに対するatezolizumabと放射線療法により、84.4%という高い中間臨床完全奏効(cCR)率が示された。本研究は、cCRを達成するための組織バイオマーカーを同定することを目的としている。
方法:腫瘍および血液サンプルを採取し、免疫表現型検査、ゲノム、および腫瘍浸潤リンパ球(TIL)プロファイリングを用いて腫瘍免疫微小環境を分析した。
結果:cCR率は、砂漠および除外/炎症表現型を有する患者において同様であった。CD8+およびCD204+TIL浸潤の増加および特定の遺伝子変化は、より高いcCR率と相関していた。
結論:免疫表現型および分子的特徴に基づいてサブグループを特定することは、治療に対する反応を予測するのに役立つ可能性があるが、より大規模な研究でのさらなる検証が必要である。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.12.019
PMID: 39755215
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