CheckMate 204においてニボルマブ+イピリムマブ併用投与を受けたメラノーマ脳転移患者における頭蓋内反応評価基準の比較解析。

原題
Comparative Analysis of Intracranial Response Assessment Criteria in Patients With Melanoma Brain Metastases Treated With Combination Nivolumab + Ipilimumab in CheckMate 204.
背景:CheckMate 204において、ニボルマブとイピリムマブの併用は、メラノーマの脳転移において有意な頭蓋内客観的奏効率(iCORR)を示し、将来の試験のための代替奏効基準の探索を促した。

方法:本研究では、ニボルマブおよびイピリムマブを投与された非照射脳転移を有する119人の患者を分析した。修正RECIST(mRECIST)およびRANO-BMを含む様々な反応基準を用いてicORRを評価し、これらを頭蓋内無増悪生存期間(icPFS)および全生存期間(OS)と相関させた。

結果:mRECISTおよび容積基準は、RANO-BMと比較して、より高いiCORRおよび生存アウトカムとのより強い相関をもたらした。

結論:mRECISTおよびX線のみのRANO-BM 5 mmは、MBM試験の信頼できる尺度であり、患者の選択および試験結果を改善するために容積測定評価とともに使用することを支持している。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.24.00953
PMID: 39752606

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