患者報告アウトカムデータのルーチンレビューは放射線療法ケアに影響を及ぼす:IMPROVE研究の結果。

原題
Routine review of patient-reported outcome data influences radiotherapy care: IMPROVE study results.
背景:本研究では、毎週の治療中の来院(OTV)中の治療毒性および症状管理に対する放射線腫瘍医の認識に対するルーチンの患者報告アウトカム指標(PROM)の影響を評価する。

方法:進行した胸部または消化器癌の患者100人を対象とした単一群プロスペクティブ試験では、OTV前に完了したPROMをレビューした後、医師の毒性評価および管理決定の変化を評価した。

結果:PROMは患者の75%で毒性負荷スコアに影響を与え、50%で管理の変更につながった。医師は、PROMが患者のケアの質を向上させることに概ね同意した。

結論:OTV中にPROMsを組み込むことは、かなりの割合の患者の毒性評価および治療法の決定を有意に変化させる。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110688
PMID: 39706343

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