原題
Impact of ground-glass component on prognosis in early-stage lung cancer treated with stereotactic body radiotherapy via Helical Tomotherapy.
背景:本研究では、定位放射線治療(SBRT)を受けている早期肺癌患者におけるすりガラス陰影(GGO)の予後への影響を調査する。
方法:2013年1月から2022年12月までに治療した239人のT1-2N0M0肺癌患者を分析し、コホートを強化腫瘍比に基づいて亜固形群(65人の患者)と固形群(174人の患者)に分けた。Cox回帰および競合リスク分析を用いて生存転帰を評価した。
結果:多変量解析では、女性、末梢病変、および亜充実性結節が、肺癌特異的生存率(LCSS)および無増悪生存率(PFS)に良好であることが確認された。亜充実性群はLCSSが有意に良好であり(p=0.003)、再発率が低かった。
結論:GGO成分は重要な独立した予後因子であり、SBRTで治療された亜充実性結節は優れた転帰を示し、治療決定におけるリスク層別化の重要性を強調している。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-024-02571-x
PMID: 39696596
コメント