原題
The proton RBE and the distal edge effect for acute and late normal tissue damage in vivo.
背景:本研究では、陽子線治療における相対的生物学的有効性(RBE)の変動性を、特に急性および遅発性損傷反応と、拡張ブラッグピーク(SOBP)の遠位端における線形エネルギー移動(LET)の影響に焦点を当てて検討した。
方法:無麻酔マウスは、参照として6 MV光子を用いて、SOBPの中心および遠位端でプロトン照射を受けた。損傷は30日間毎日評価され、1年間にわたって関節拘縮について評価された。
結果:急性損傷RBEは1.06であったが、後期損傷RBEは1.16に増加した。遠位端は、両方の損傷タイプに対して強化されたRBE値を示した。
結論:結果は、後期損傷に対するより大きなRBEを示し、陽子線治療における遠位端効果を強調した。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110668
PMID: 39675573
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