根治的放射線療法で治療された患者におけるサルコペニアの予後的意義:系統的レビュー。

原題
The prognostic significance of sarcopenia in patients treated with definitive radiotherapy: A systematic review.
背景:筋肉量および筋力の低下を特徴とするサルコペニアは、不良な癌転帰およびより高い治療毒性に関連する予後バイオマーカーとして役立つ。

方法:系統的レビューでは、サルコペニアと生存転帰との関係に焦点を当てて、根治的(化学)放射線療法を受けた5,784人の患者を含む26件の研究を分析した。

結果:予後におけるサルコペニアの有意性は一貫しておらず、様々な測定方法およびサンプルサイズが小さいことに影響され、一般化可能性を複雑にしている。

結論:標準化されたサルコペニア評価を臨床診療に組み込むことは、医療費を軽減しながら、治療戦略を強化し、毒性を低減し、患者の生存と生活の質を改善する可能性がある。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110663
PMID: 39647527
Open Access

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