RELATIVITY-047からの進行メラノーマにおけるニボルマブとレラトリマブの併用による3年全生存率。

原題
Three-Year Overall Survival With Nivolumab Plus Relatlimab in Advanced Melanoma From RELATIVITY-047.
背景:RELATIVITY-047試験では、進行メラノーマ患者を対象に、ニボルマブとrelatlimabの併用とニボルマブ単独の有効性と安全性を比較した。

方法:追跡期間中央値33.8か月で、無増悪生存期間(PFS)、全生存期間(OS)、および客観的奏効率(ORR)を評価した。

結果:ニボルマブ+relatlimab群のPFS中央値は10.2ヵ月であったのに対し、ニボルマブ単独群では4.6ヵ月であった。OS中央値は併用群で51.0ヵ月であったのに対し、ニボルマブ単剤群では34.1ヵ月であった。ORRは43.7%対33.7%であった。

結論:併用療法は、無増悪生存期間における持続的な有益性および一貫した安全性プロファイルを示し、進行メラノーマ治療におけるその使用を支持した。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.24.01124
PMID: 39671533

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