原題
Active Monitoring With or Without Endocrine Therapy for Low-Risk Ductal Carcinoma In Situ: The COMET Randomized Clinical Trial.
背景:乳房の低リスク非浸潤性乳管癌(DCIS)に対するアクティブモニタリングは、標準治療の安全な代替法として提案されているが、その安全性は不明である。
方法:このプロスペクティブ無作為化非劣性試験では、低リスクDCISと新たに診断された40歳以上の女性995人を対象とし、積極的モニタリング(n=484)とガイドラインに準拠したケア(n=473)を比較した。
結果:36.9ヶ月の追跡期間中央値にわたり、同側浸潤癌の2年累積率は、積極的モニタリング群で4.2%、ガイドラインケア群で5.9%であり、非劣性を示した。
結論:低リスクDCISの女性に対する積極的なモニタリングは、標準治療と比較して浸潤がんの発生率を上昇させない。
Journal: JAMA (CiteScore 2022: 45.4)
DOI: 10.1001/jama.2024.26698
PMID: 39665585
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