原題
Body Weight Gain Associated With Alectinib in Patients With ALK+ Non-Small Cell Lung Cancer: Pooled Analysis of Individual Patient Data From Four Prospective Clinical Trials.
背景:癌の治療薬であるアレクチニブは、報告されていない有害事象(AE)である体重増加と関連している。本研究の目的は、経時的な実際の体重増加とベースライン特性との関係を分析することである。
方法:この研究には、4つの臨床試験からのデータのプール分析が含まれていた。体重増加はベースラインからの変化率として測定され、線形混合モデルは体重変化および臨床特性との関連を評価した。
結果:3件の試験における2,622件の体重記録からのデータは、49%が何らかの体重増加を経験し、18%が10%以上の体重増加を経験したことを示した。アレクチニブ投与期間は体重変化と有意に相関していた。
結論:予測因子を特定することは依然として困難であるが、治療中に体重増加が有意になる可能性があるため、臨床医は体重をモニタリングすべきである。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-24-01579
PMID: 39661917
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