局所進行非小細胞肺癌に対する原発性肺腫瘍定位放射線治療とそれに続く同時縦隔化学放射線療法および補助免疫療法:多施設共同、単群、第2相試験。

原題
Primary lung tumour stereotactic body radiotherapy followed by concurrent mediastinal chemoradiotherapy and adjuvant immunotherapy for locally advanced non-small-cell lung cancer: a multicentre, single-arm, phase 2 trial.
背景:局所進行非小細胞肺癌(NSCLC)患者は、化学療法と放射線療法の同時併用による毒性に直面することが多く、局所制御が不良である。この研究では、原発腫瘍定位放射線治療(SBRT)とそれに続く従来の化学放射線療法および地固め免疫療法の安全性と有効性を評価する。

方法:第2相試験では、切除不能なステージII-IIIのNSCLC患者61人を登録し、SBRTに続いて従来の治療を受け、無増悪生存期間(PFS)を評価した。

結果:1年PFS率は62.7%であり、好中球数の減少および治療関連死を含む一般的な重度の有害事象は患者の7%に発生した。

結論:主要エンドポイントは達成されなかったが、治療の安全性および活性プロファイルは有望であり、第3相試験でのさらなる調査が必要である。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(24)00573-4
PMID: 39615497

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