即時のインプラントへの直接乳房再建を受けた乳房切除術患者における胸部インプラント前の配置と放射線モダリティ(陽子/光子)の影響。

原題
Impact of Pre-pectoral Implant Placement and Radiation Modalities (Protons/Photons) in Mastectomy Patients undergoing Immediate Direct-to-Implant Breast Reconstruction.
背景:乳房切除術後の放射線療法(PMRT)中に直接インプラント(DTI)再建術を受ける乳癌の患者に対して、胸筋前面と胸筋下面へのインプラントの配置が議論されている。

方法:2005〜2020年に乳房切除術と再建術を受けた3,039人の患者を分析し、光子または陽子線治療によるDTIとPMRTに関連した合併症に焦点を当てた。

結果:815人の患者の中で、胸部前と胸部下の配置の間で合併症に有意差は見られなかった。しかし、陽子線治療は、光子線治療と比較して、被膜拘縮および全体的な再建失敗のリスクが有意に高いことを示した。

結論:DTI中のインプラント留置のタイプは合併症発生率に影響しなかったが、陽子は光子と比較して特定のリスクを増大させた。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.11.079
PMID: 39617361

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