原題
Five-Year Prostate-Specific Membrane Antigen Positron Emission Tomography-Based Outcomes of Spot-Scanning Proton Radiation Therapy for Localized Prostate Cancer: A Single Institution Experience.
背景:本研究では、スポットスキャン陽子線治療(SSPT)で治療した前立腺癌患者の5年間の腫瘍学的転帰を評価した。
方法:プロスペクティブ登録では、2016年1月から2018年12月までにSSPTを受けた前立腺がん患者284人を追跡し、生存率、局所制御、および有害事象を含む様々なアウトカムを評価した。
結果:生化学的失敗は患者の6.7%で観察され、5年局所制御率は従来型および寡分割で100%、定位放射線治療(SBRT)で97.3%であった。全生存率はそれぞれ88.1%、86.1%、および97.2%であり、急性および慢性の有害事象の発生率は低かった。
結論:SSPTは高い局所制御と良好な腫瘍学的転帰を示し、長期の副作用は最小限であった。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2024.101639
PMID: 39610799
コメント