正常分割放射免疫療法後の肺炎:線量評価の方法。

原題
Pneumonitis after normofractionated radioimmunotherapy: a method for dosimetric evaluation.
背景:治療後-肺炎(PTP)は、胸部放射線(化学)療法(R(C)T)および免疫チェックポイント阻害剤(ICI)の重大な副作用である。本研究では、ICIと組み合わせたR(C)TがPTP線量測定パラメータに及ぼす影響を調査する。

方法:PTP容積を追跡CTスキャンで描写し、90人の患者の計画CTと一致させた。線量測定分析では、2-Gy等価線量(EQD2)を用いて、R(C)T+ICIで治療した患者とR(C)T単独で治療した患者のPTP容積を比較した。

結果:この方法は線量測定パラメータを定量化し、治療群間に有意差はないことを明らかにしたが、R(C)T+ICIにおけるPTP容積の55%は低線量領域にあった。

結論:この方法はR(C)T+ICI対R(C)Tに対するPTPの線量測定上の差を評価できるが、決定的な知見を得るためにはさらなる研究が必要である。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-024-02561-z
PMID: 39574136

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