原題
Efficacy of subsequent therapies in patients with advanced ovarian cancer who relapse after first-line olaparib maintenance: results of the PAOLA-1/ENGOT-ov25 trial.
背景:進行卵巣癌における第一選択PARP阻害剤維持療法の使用の増加は、進行後の最初の二次治療(FST)の有効性を理解する必要がある。
方法:PAOLA-1試験のこの事後解析では、多変量Coxモデルを用いて、進行のタイミングとFSTのタイプに基づいて、FSTから2回目のその後の治療(SST)までの時間を比較することにより、FSTの有効性を評価した。
結果:患者806人のうち544人が進行し、FSTからSSTまでの期間の中央値は、オラパリブによる維持療法中に進行した患者では6.1ヵ月であったのに対し、その後は11.4ヵ月であった。進行のタイミングはFSTの有効性に有意に影響した(ハザード比0.65)。
結論:進行のタイミングはその後の治療の有効性に影響し、一次治療のオラパリブ維持療法後の治療タイミングの重要性を強調している。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2024.10.828
PMID: 39528049
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