原題
Real-World Comparison of Cabazitaxel Versus (177)Lu-PSMA Radiopharmaceutical Therapy in Metastatic Castration-Resistant Prostate Cancer.
背景:Lu-ビピボットイドテトラキセタン前立腺特異的膜抗原(Lu-PSMA)療法は、転移性去勢抵抗性前立腺がん(mCRPC)を治療するために研究されているが、他の治療法と比較した実際のエビデンスは限られている。
方法:本研究では、FRAMCAPデータベースを用いて、無増悪生存期間(PFS)および全生存期間(OS)に関して、mCRPC患者におけるカバジタキセルとLu-PSMA療法を比較した。
結果:373人の患者のうち、Lu-PSMA療法は、患者が高齢で健康状態が悪いにもかかわらず、カバジタキセルと比較して有意に良好なPFS(13.4ヵ月対7.1ヵ月)および定性的に改善されたOS(29.6ヵ月対16.5ヵ月)を示した。
結論:Lu-PSMA療法はカバジタキセルよりも実質的な利益を提供し、進行したmCRPC患者に対する貴重な治療選択肢と考えるべきである。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.124.268807
PMID: 39542702
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