原題
Comparison of first-line chemotherapy regimens in unresectable locally advanced or metastatic pancreatic cancer: a systematic review and Bayesian network meta-analysis.
背景:進行膵管腺癌(PDAC)では、第一選択化学療法は依然として標準であるが、治療の比較分析は不足していた。
方法:2000年以降に発表された未治療、切除不能、局所進行または転移性PDACを対象とした第2~3相ランダム化試験を含む系統的レビューおよびネットワークメタ解析が実施された。測定されたアウトカムは、無増悪生存期間および全生存期間であり、ベイズ解析アプローチを用い、バイアスおよびエビデンスの質を評価した。
結果:スクリーニングされた6050件の記録のうち、22,168人の患者を含む79件の試験が分析された。NALIRIFOXおよびFOLFIRINOXは、両方の生存測定において最良の有効性を示し、ゲムシタビン+ナブパクリタキセルは実行可能な代替法であった。
結論:適格な患者にはNALIRIFOXおよびFOLFIRINOXが望ましいが、四重療法を併用するにはさらなる試験が必要である。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(24)00511-4
PMID: 39542008
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