原題
Valemetostat for patients with relapsed or refractory peripheral T-cell lymphoma (VALENTINE-PTCL01): a multicentre, open-label, single-arm, phase 2 study.
背景:末梢T細胞リンパ腫は、治療選択肢が限られた攻撃的な癌である。本研究では、再発または難治性の末梢T細胞リンパ腫および成人T細胞白血病/リンパ腫の患者を対象に、EZH2およびEZH1の二重阻害剤であるバレメトスタットトシラートの臨床活性および安全性を評価した。
方法:第2相試験(VALENTINE-PTCL01)では、末梢T細胞リンパ腫患者133人および成人T細胞白血病/リンパ腫患者22人を対象とし、経口バレメトスタット200 mg/日を投与した。
結果:この研究では、末梢T細胞リンパ腫患者の客観的奏効率は44%であり、血小板減少症や貧血などの顕著な有害事象が認められた。
結論:バレメトスタットは、これらの患者集団において持続的な反応と管理可能な安全性プロファイルを示している。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(24)00503-5
PMID: 39486433
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